オキアミオイルの効果とフィッシュオイルよりもおすすめな理由

krill-oilオキアミオイル(クリルオイル)とは南極で獲れる小さいエビに似た生物「オキアミ」から抽出したオイルで、主に「オメガ3脂肪酸」「中性脂肪」「リン脂質」が含まれています(1,2)

多くの研究からオキアミの中に含まれている「リン脂質の中のオメガ3脂肪酸」はその他のフィッシュオイルと同じくらい吸収率が良い事が分かりました。(3,4,5,6)



さらにオキアミオイルはアスタキサンチン」という抗酸化物質を含んでいるため、抗酸化力が非常に高く様々な健康への効果が期待されています(7)



しかも、オキアミは非常に小さく寿命も短いため、海洋汚染による有害物質の蓄積が非常に少ないという特徴があります。

つまり、オキアミオイルには ”ピュア” で ”不純物が少ない” オイルなのです。


オキアミオイルの『オメガ3脂肪酸』の効果

『オメガ3脂肪酸』には3つのタイプがあります。

EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAは炭素が20個あるオメガ3脂肪酸の事で、最初は魚から見つかりました。

EPAの特徴として「エイコサノイド」という炎症を抑える分子を作ります。(8)

またEPAには「うつ」などの精神的的な状態を整える効果があることも分かっています。(9)

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAは炭素数が22あるオメガ3脂肪酸で、魚や藻類から発見されました。

DHAの主な効能としては目や脳などの神経細胞を形作っている細胞膜の部品としての役割があります。

脳の中の不飽和脂質の40%はこのDHAが占めているため、頭が良くなる食べ物として「頭脳パン」などが爆発的な人気を呼びました。(10,11,12,13)

ALA(アルファ-リノレン酸)

ALAは炭素が18個あるω3脂肪酸で、脂質の多い亜麻仁などの植物から発見されました。

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実は、ALAはあまり活性力がなく、EPAやDHAに変換されて初めて効果を発揮します。(14)

しかし、残念なことに人間の体ではこの変換効率が非常に悪く、EPAに5%、DHAに至ってはわずか0.5%程度にしかなりません(15)



つまりオメガ3脂肪酸を摂取する場合は、EPAやDHAが多く含まれたものを摂取しなければ意味がありません!!

その点では、オキアミオイルは効率的に摂取できます。
オキアミオイル1gあたりの成分表
リン脂質 400mg
オメガ3脂肪酸 240mg
EPA 130mg
DHA 60mg
アスタキサンチン 150mcg
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オキアミオイルの『アスタキサンチン』の効能

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アスタキサンチンは天然の鮭やオキアミから発見された抗酸化物質で、アンチエイジングや健康に効果があります。

いくつかの研究では「アスタキサンチン」には免疫力を高め、紫外線による肌への炎症やダメージを軽減させる効果がある事を示唆しています。(16,17)

事実、魚の卵は紫外線に1日中さらされていますが、アスタキサンチンの強力な紫外線カット力により守られています。

このことから、アスタキサンチンには関節的に将来的に肌に起きる「シワ」や「保湿レベル」に良い影響を与えると考えられているのです。



また、この強力な抗炎症作用から心臓血管系や免疫系、神経系の病気のリスクを下げる働きがあるとも考えられています。 (18)



しかし、2015年に行われた10編の論文のデータを統合した大規模な研究では、1日に4〜20mgのアスタキサンチンを摂取しても特に効果が確認されなかったという報告もあり、適切な摂取量についての研究が必要なようです。(19)


クリルオイルがフィッシュオイルよりも優れている理由

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『クリル(オキアミ)オイル』も『フィッシュオイル(魚油)』もどちらもオメガ3脂肪酸を含んでいます。

しかも、フィッシュオイルは摂取量が同じでもオキアミオイルよりもDHAやEPAを多く含んでいます。(20)



しかし、フィッシュオイルのオメガ3脂肪酸は「中性脂肪」と結合し、オキアミオイルは水と馴染みやすい「リン脂質」と結合しているので吸収率が全く違うのです。



さらにオキアミオイルには、フィッシュオイルには無い「アスタキサンチン」を含んでいるので、美肌の大敵である活性酸素を取り除く効果があることも優れています。(21)



また寿命が短いために海水に含まれている毒素の影響が最小限に抑えられているのもメリットと言えるでしょう。


オキアミオイルの特徴 まとめ

オキアミオイルには次の利点があることが分かりました。
  • 吸収しやすい「オメガ3脂肪酸」を含んでいる
  • オメガ3脂肪酸の中でも体の健康に有益なEPAとDHAを多く含んでいる
  • 紫外線からの肌トラブルを防ぐ「アスタキサンチン」を含んでいる
  • 寿命が短いので「環境ホルモン」等の影響が極力少ないオイルである